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精神病院通院記 その178


2020年7月某日(下旬)


今回は8月のメンタルクリニック・・のはずだったのだが、先生のスケジュールが

合わず、7月下旬の診療となった。

車に乗り込み、母の運転でクリニックへGO

最近、風邪を引いている。熱は36.9℃。鼻水や咳も出る。新型コロナじゃないだ

ろうな~と心配になるが、すぐに打ち消す。37~38℃とかあるわけじゃないの

で、大丈夫だろう。などと都合よく考えていたら、いつの間にかクリニックに到

。時間は午後9時ぴったり。


玄関のチャイムを鳴らす。インターホンから先生の「は~い、お待ちください」

いう声が。なんか先生の声が聞こえるとホッとする。先生が玄関のドアを開けてく

れて、クリニックに入る。すぐに診療が始まった。


先生が「どうですか、最近は?」と早速聞いてきた。

僕は「相変わらず躁と鬱の差が酷いです」と答えた。

「ふ~む・・・眠れますかね?」

「それがやっぱり眠れる時と眠れない時の差が激しくて・・。眠れる時は10時間

くらい眠ってしまうんですが、眠れない時はいいところ2~3時間くらいです」

「そうですか・・・う~ん、しかし、今の薬で行った方がいいと思うんだよ

なぁ・・困ったなぁ・・」


自分にとっては助けとならない、絶望的な言葉

薬はこれ以上変えたくないし、増量もしたくないという意思表示である。

先生は薬物依存が深まる事を懸念しているようだった。


先生は風邪薬の事も聞いてきた。「なんでしたっけ、風邪薬の種類。そうそう、

ブロン
はどのくらい飲んでますか?」

「一日5包から減らせていません。心がしんどい時は、いつの間にか7包くらい飲

んでしまっています」

「そうかぁ・・あれはなかなか止めるのが困難だからなぁ・・。減薬したくなった

ら、少しずつしてみてください」

「はぁ・・・」と力なく返事する僕。


心の中では「これ以上減薬出来ない」だ。何しろ精神薬の効果がパッとせず、パブ

ロンで心の隙間を埋めているのだから。

でも、そうも言っていられないので、また少しは減薬しようと思う。

強烈な離脱が出ないように上手くやれればいいけど。


あとは雑談。PCのアップデートが急に来たら困るだの、ファンがブイーンと勢い

よく回ったら不安になるだの、PCやネットの事を話した。(僕が)ツイッターで

うまくコミュニケーションが取れないので、一時休止していることも話した。

本当はツイッターにも大切な友達たちがいるし、休むのも申し訳ないけれど、今

は仕方がない。そういう精神状態なのだ。


現在飲んでいるお薬はこちら。



・バルプロ酸ナトリウム200㎎ 一日1~3錠
・フルニトラゼパム2㎎ 一日1錠
・ルネスタ3㎎ 一日1錠
・レボトミン5㎎ 一日6錠
・エチゾラム0.5㎎ 一日2錠
・トラゾドン25mg 一日1錠
・エビリファイ6㎎ 一日0~4錠
・ロキソプロフェン60㎎ 一日0~2錠(頓服)

・パブロンゴールドA 微粒 一日5~7包




最後に「相変わらず尿瓶に尿をしています。立つのが辛くて」「お風呂は入れませ

ん・・体力もなく、1~2週間にシャワーを一度浴びて、他は体を水にぬらしたタ

オル
で拭いています」と話し、先生はカルテに書いてくれた。

診療時間は40分も取ってくれた。

もう時間も遅いのに、先生いつもすみません。

先生、本日もありがとうございました。また宜しくお願い致します。




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