もう2週間前になりますが、中川翔子さん、しょこたんの本「死ぬんじゃねーぞ!!」を読み終えました。
鬱だったから、読書に集中するのは大変だったけど、有意義な一冊でした。
この本に助けられて、自殺せずに済んだ子もきっと多いはず。
そして、学校に通うだけが人生じゃない、違う生き方を指南してくれています。
絶望の淵に立たされた子たちに、希望を与えてくれる本です。
学校に行って、いじめられるくらいなら、無理して学校に行かないで、自分の部屋で好きなことをしてスキルを磨いたほうが良いです。
絵でも楽器でも筋トレでも本でも、なんでも熱中できるものがあれば、どん欲にやってみると良いと思います。例えば漫画を読むのが好きなら、どんどん読むのも良いはず。詳しくなって、将来、漫画の評論家にでもなっているかもしれない。そういう事もあるはずです。
イラストや漫画も入っていて(もちろん、しょこたんの絵です)非常に読みやすい。漫画を読むだけでも、意識が変わるのではないでしょうか。
親御さんや学校・教育関係者にも是非読んでいただきたいものです。いじめられている子の気持ちが細かく分かるでしょう。いじめの実態も分かりますし。しょこたんも苦労しています。集団のいじめに遭ったり、嘔吐したり、不登校になったり。
読み進めていくと、共感できる部分と、同じ虐めや不登校でも「僕とは違うな」と思う部分がありました。当たり前です。人間いろいろなんですから。
高校を卒業して違う環境に行けば、社会復帰出来て何とでもなる人。
不登校のまんま一人殻に閉じ籠もり、ずーっと人に会いたくないまま、引きこもりの大人になって行く人。僕は後者のタイプの人でした。運良く、うちの会社で仕事だけは出来ていましたが。
前者のタイプの子には前向きになれるとても良い本だけど、後者のタイプの子には果たしてどうなんだろう?というのが、僕の正直な感想です。
後者と思われる子は早めに精神科や心療内科にかかってみることをお勧めします。何らかの病気が隠れている可能性が高いです。僕も大人になって、双極性障害や広汎性発達障害などが見つかりましたからね。
・・とにかく色々と書きましたが、全体的に良い本だと思います。
教育現場に一石を投じる本となるのは間違いないでしょう。何はともあれ、お子様が不登校になったり、いじめに遭っていると分かったら、まずはこの本を手渡してあげてみて欲しいですね。救われる子も多いはずです。
ネットのいじめについて、細かい部分は本を買って読んでみてくださいね。
多分、ネット(特にSNS)の闇の世界を知らない大人はびっくりするでしょう。
自分の虐めについての基本的な考えは(かなり激しい言い方ですが)、いじめた奴が200%悪い、いじめは犯罪、そして刑罰を思い切り重くして欲しい。それによっていじめられている子がSOSを出せるような環境になって欲しい。
なんでいじめている奴が学校に通えて、いじめられている子が部屋に閉じ籠もらなければならないんだろう?普通逆でしょう。
いじめている奴を力で押さえつけないと、いじめはまず無くならないでしょうね。
中川翔子さん、しょこたんの本「死ぬんじゃねーぞ!!」、お勧めの一冊です。
・「死ぬんじゃねーぞ!!」評価 ★★★☆ 3.85点(5点満点中)
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